2014年06月25日

295.関西大五芒星を解剖する@

東谷神社.天神族を凌駕した天孫族が張った関西大五芒星・新結界網

◆6月19日に『東大阪・文化財を学ぶ会』が主催する「天橋立ツアー」に参加した折、元伊勢と呼ばれている(この)神社の位置づけを関西圏全体からすることになり、「関西大五芒星」のお話をすることになりました。
関西大五芒星図Tは、ブログで広く紹介されている「謎の大五芒星」で、大江山皇大宮伊吹山伊勢内宮熊野本宮淡路伊弉諾社が正五芒星(五角形)の五隅にプロットされるというものです。
★いずれも日本神話や伝説に関わる重要ポイントであり、何らかの意図が働いていることは立地分析上間違いのないところですが、その意図・動機が全く不明で、ために歴史アカデミズムからは無視されています。
関西大五芒星結界★今日はこれを解明します。図Uをご覧ください。
大江山酒呑童子が朝廷に逆らい、伊吹山ヤマトタケルが致命傷を負った所。伊勢内宮東朝熊山は東国への鬼門で、熊野本宮は朝廷も畏怖する自治区。そして伊弉諾宮は国生みの起点と、いずれも古代のボーダーポイントであることが窺われます。
★私たちは既に五芒星が「結界」であることを知見しています。で、この論に従えば籠神社結界外。地元では大江山皇大宮元伊勢と呼ぶそうで、これなら結界論にピッタリです。どうも籠神社豊受大神は、結界外から伊勢外宮に招かれたようです。
★さて籠神社は天皇家より古い系図を持つ海部氏の神社で、祭神は天火明命。天孫降臨をはたしたニニギの兄で尾張・海部氏と同じです(※ここも結界外)。
天火明命(=ニギハヤヒ)には天香語山命という子がいて尾張氏物部氏の祖神、大和の天香具山とも関係しそうです。また蘇我・物部戦争守屋に担がれて殺された穴穂部皇子の別名は天香子、彼こそ古大和の正統な血筋だったのでしょう。
★で籠神社の御神体は漢鏡神武東征以後にもたらされた伊勢内宮・八咫鏡は大きさからして国産最大内行花文鏡と推定されることから、籠神社の鏡がいかに古いかが系図と合わせて窺われます。
※和歌山日前宮のご神鏡も伊勢内宮と同型の兄弟鏡とされます。また天照鏡が最初に祀られたとされる大和三輪山山麓の柳本大塚からも同型鏡が発掘されています(下池山古墳からも)。*伊勢も和歌山も結界ライン。
※日本列島の古中国鏡弥生期の北部九州に大量流入し、それを真似た大型国産鏡も大量に造られました。この東方伝播が以後起こったようです。
降臨神話・伝説★ところでこの大結界は、記紀神話に登場する神々のうち出雲・新羅に関わり合いを持つ神さまを避けているようです。イザナミ(墓が出雲)、スサノオイタケル天火明ニギハヤヒ)、大国主など(図V参照)。
※ちなみに新羅系渡来人天日矛ツヌガアラシトも結界内に入ることができませんでした。天日矛などは赤留姫を追ってきたのですが、彼女が大阪に逃げ込んだので播磨で足止め。結局は丹波に永住したそうです出石神社)。
★当ブログでは大和を中心とする古結界は、神武に先着したニギハヤヒナガスネヒコモノノベと一緒に造った「出雲天神族の所産」とするものですが、これをスッポリと包み込むように設定されているのがこの関西大五芒星結界です。
★おそらく出雲天神族を凌駕した天孫族が彼らを封じ込めるために造った新結界、三輪山出雲神を知らなかった崇神天皇天照大神の鎮座地を求めた頃からの発想でしょう。
※ちなみに小川・水谷氏が発見した「太陽の道」は三輪山を抜けており、これも出雲族巻向山レイラインを消すための施策でしょう。*長谷寺は三輪山裏出雲部落を監視しているようです。
※また五芒星中軸を貫く八咫烏子午線は古結界のまま、出雲系熊野氏への懐柔もあったのでしょう。政治の動乱期には反体制側も受け入れてきた熊野ですが、平安末期には朝廷が盛んにゴマスリに出向きます。
★この結界は時代を経ても活用されます。寧楽結界の中心元正陵に発する空海北斗七星結界は桶部分を「七里結界」に使っていますし、織田信長伊勢内宮―宝塚・市杵島姫社軸と線対称に逆北斗を設定。桶部分「神仙結界」を琵琶湖に想定しました。で、ここから求められる北極星籠神社に、木瓜紋スサノオ信仰信長コノ神社を篤護したそうです。
★最後に関西大五芒星の中心は東谷神社冒頭図)、謎の神社だそうです。

【7.2】「結局は金目でしょ」
★湾岸戦争での拠出金2兆円、自衛隊に10人程の犠牲者が出れば安上がりの「国益」となります。
★武器輸出緩和と同時に武器見本市に13社初参加、成長戦略の一環です。
★残業代ゼロの給与奴隷づくりで大企業は「濡れ手に粟」、成長戦略の一環です。
☆「金欲しさに魂を売る」阿倍政権が日本を地獄へと導きます。
※集団自衛権容認について「日本が再び戦争に巻き込まれるようなことは断じてありえない」、・・・・(でも他国に対しては戦闘行為に及ぶ)・・・。五輪招致で「汚染水は完全にコントロールされている」の大嘘が浮かびます。
【7.16】「国民の生命・財産を守るための」集団自衛活動 
★自衛隊員も国民です。
【7.16】自衛隊員は「命をかけても任務を遂行する」との誓約をしている
★それは「専守防衛」が前提だからでしょ。


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2014年05月10日

294.修羅道を行く道鏡(後)

和気清麻呂復権した物部氏・弓削京の喉元を押えた和気清麻呂の策謀 

5.5朝日・道鏡@★5月5日付の朝日新聞に「悪僧じゃなかった?道鏡」の特集記事が掲載されました(図T図U)。
★先回の分析稿を補強するもので、「天皇の位を望む」とする記述は『続日本紀』のみ。他に彼の悪政を伝える記事は皆無で、道鏡の野望を告発したとされる和気清麻呂冒頭図道鏡失脚後に昇格したわけでなし。関学5.5朝日・道鏡A大教授の中西さんは、こう疑問を投げかけています。
★更に続けて、「極悪人道鏡像」は「桓武天皇が自身の天智系血統を引き立てるために、天武系血統最後の天皇・孝謙称徳)を貶めようとした結果、事件を創作したのでは?」としています。
※さすがに天皇を全くの悪者扱いにはできないので、代わりに道鏡を悪玉に仕立てた?
★とにかく和気清麻呂は平安京造営で多大な貢献をした人物、桓武朝の基盤を揺るがないものにするための「謀略」のひとつだったのではないでしょうか。
由義京推定図と阿修羅像★ところで、先回に提示した「由義京推定図」ですが、更にブラッシュアップしたのが図Vです。
★想定エリアは平城京の1/4、これを縦横5分割すると平城京の1区画となり、ミニ京域が現出します。
★先述のほか、「都留美嶌社」の写真を加えました。西北45°を睨んで横長に展開するこの神社、都城設計の基準となっている
由義京のポジショニングようです。
★さてこの由義弓削、他京との関係ではどんなポジショニングだったのでしょうか、図Wをご覧ください。
★大和川が河内に流れ込む北岸に由義京は位置し、ここは蘇我氏に滅ぼされる前の物部氏の重要拠点のひとつでした。
★東側には現在「東高野街道」と呼ばれる古道が南北に走っており、北の石切社ニギハヤヒナガスネヒコの拠点)と南の道明寺土師氏の拠点)を結びます。
神武の前に物部氏を引き連れて大和に降臨したニニギの兄/天火明命
★また西に向けては「磯歯津路」と呼ばれる古道が住吉に直行しており、渡来人の移住地を貫通。東は恩智越えで平城京と結びます。
★で、藤原京難波京平城京ほぼ「中位」に位置するという絶好のポジショニングです。
※また真東の斑鳩宮聖徳太子の宮、日本で法王を名乗ったのは「道鏡と称徳太子だけ」です。
★この由義京については「八尾市埋蔵文化財センター」に何回か訪れてお話をお聞きしましたが、その中で気になることがひとつ。研究員さんが「都城計画には必ず基準となる山があり、由義京は南の神山(こうやま)』が怪しい」とのこと。早速地図を広げたら竹内峠・神山は真南にはなく、「間違いかな?」ということになりました。
道明寺天満宮・梅林と土師寺塔心礎★真南なら大和川を挟んだ高台の道明寺天満宮土師寺が当たり、基準になりそうです(図X)。
★しかし神山のことが気になったので帰ってよく見ると、なんとペンタライン図中央緑線)で繋がっていました。
★このラインには<由義宮鐸比古鐸比売社寺山神山ペンタポイントが連なります(図Y)。この神山は竹内街道で河内と大和の分岐点に位置し、真東に藤原京・耳成山を望む重要ポ鐸比古社ー寺山ー神山イントに位置します。
★さて「鐸比古社」です。彼は垂仁の子で、なんと道鏡を告発した和気清麻呂の祖先でした(鐸比古を祀る神社は和気氏の故地岡山・和気神社とここにしかないそうです)。道鏡の敵・清麻呂の祖神社がなぜ弓削の地だけに?。
☆どうも和気氏神山と繋がる由義京の喉元を押さえつけて、弓削一派を封じ込めたようです。
※社伝では、創建は成務の時で比古社は裏の高尾山山頂にあって比売社とは別々、中世頃に今の場所に降りてきたとか。しかしながら「道鏡と清麻呂の隣接」という異様な関係は無視できず、社伝をさしおいて大胆に推理した次第です。また「」もひょっとしたら「銅鐸族」と何か関係するのではないか、とも思っています。

【5.10】多数決民主主義の危険
東ウクライナで<分離―独立→ロシア併入>が「多数決」で決められようとしています。併入されたら少数派には「地獄の生活」が待っています。
★他方日本では憲法をないがしろにする<解釈変更→集団自衛容認法案>がまた「多数決」で決められようとしています。
※これらは、例えば沖縄で中国に帰属したいとする住民が過半数を超えれば実現する、ということを意味します。
☆民主主義で最も危険なのがこの「多数決総取り主義」で、かつての自民党は「七・三の構え」を良しとしていました。今はこの「暴力的過半数支配主義」が横行しています。
※昨年の「憲法96条の2/3改訂規定を1/2に変更」しようとする動きは「過半数支配」の現れです。

【5.11】「A級戦犯」の意味 
★今日のテレビ「時事放談」で高村さんがA級戦犯合祀・靖国参拝について、「国の命令で死んでいった人を拝むのは当然」と言っていました。これは「A級戦犯」の意味があいまいなために使われるレトリックで、彼らは『戦争指導者』―「お国のために死んで来い」と命令した人たちです。靖国は「殉死を命令した人と命令された人が同居する」不気味な神社、早く分祀してあげないと本当の戦死者がかわいそうです。
※彼らは「命令を下したのは天皇だ」と責任転嫁しているんでしょうが、そんなこと言えないですね。
※「神道では一旦合祀すると分祀できない」は真っ赤なウソ、分祀事例は日本国中ゴロゴロあります。

【5.16】「集団的自衛権」欲しさの作為的ストーリー 
★「朝鮮有事での米艦による邦人護送を自衛艦が援護する」ですか。邦人を自衛艦が引き取れば済むことなのに、いかにもとってつけたようなストーリーですね。
※アベちゃんはとにかく「海外での軍事力行使」をしたくてしょうがないみたい。海外邦人の保護、この人ひょっとすると米軍に「ヤラセ」をお願いするかも知れません。
※アベちゃんは「国民の生命・財産を守る安全保障は国家の義務」していますが、その考え、原発政策にも反映させてほしいものです。それとも原発が持つ「核兵器潜在保有権」の方を意識した安全保障(威嚇防衛)を考えているのかな?。

【5.17】「鼻血ブー」の茶番劇  
★「美味しんぼ」の鼻血描写で雁屋哲さんや小学館を恫喝した後、今度はアベちゃんの福島医大訪問。御用学者・山下医師をバックに「甲状腺異常は他県と変わらない」(実際は数十倍)というウソのコメントを発していました(この人はすぐばれるウソを平気でつくから恐ろしい、参考は五輪招致での原発事故コントロール発言)。
※本当の風評被害とは、「政府による放射能安全風評づくり(事故・被害情報の隠蔽・操作)」による福島県人の健康被害です。*「人が死んだわけじゃないから大したことはない」という自民党代議士もいます。
【続報】小学館が詫びを入れちゃいました、恐ろしい圧力がかかったんでしょうね。「低線量と症状の因果関係は解らない」・・「だから安全」とでもいいたいのでしょうか。アベちゃ☆山下データ.jpgは「情報はすべて公開する」と言ってましたが、「山下データ」(左表)は正式公開するんですか?。安全風評被害はまだまだ続きます。今度は個人としてバッシングを受ける雁屋哲さんが心配。
※特定秘密保護法が発効されれば「即逮捕」ということもありますね。
【5.19続報】福島の小児甲状腺がんが平均値の300倍!
今日の朝日新聞です。一般に100万人に1人といわれる罹患率の300倍に当たる患者数が観測されています。これを星北斗氏は、「@チェルノブイリより年齢が高い・A福島では地域差が見られないことより、放射能の影響とは現時点では考えにくい」とのコメントを発表しています。バカじゃないですかこの人は!
★内部被曝障害は、量的因果関係がまだ完全に解明されていないことから、主に「統計確率処理」で判断されます。@年齢はスクリーニング処理を施せば同等比較できますし、A地域差に至っては隣県発症も懸念される結果です。
☆日本人が「事実よりも権威に弱い」ことは私も歴史学で重々承知ですが、あまりにもヒドイ!。韓国では客船事故で腐敗体質が噴出しましたが、日本ではまだ「腐ったものに蓋」をして「まだ腐ってない」と権威筋が言い張る恐怖の構造が続いています。

【5.19】裁判員裁判のトリック  
★裁判員裁判における問題点のひとつとして「殺害死体写真を見せられた裁判員の精神障害」があります。これは検察側にとっての「思う壺の副作用」なのではないでしょうか。
★即ち、検察側は惨劇のリアル提示により「こんな犯人は極刑に処すべきだ」との情緒的誘導を図れることになります。彼らの目的は裁判員判断を「より重罪」に誘導することが大事であって、利用するだけ利用したら後々の精神障害など多分どうでもいいことでしょう。但しあまり問題になっても困るので、適当にケアするポーズはとるでしょうが。

【5.21】習近平さんの世迷言
★「アジアの安全保障は中国が主導してゆく」・・・泥棒に鍵を預けるようなものですね。
※5.22アジアカップ女子サッカー準決勝<日本対中国>、「ジャイアン中国」の姿をイカンなく見せつけてくれました。

【5.22】ナチスドイツに見習え!
★吉田証言や福井地裁判決を無視して原発推進に突っ走り、国会審議を無視して集団自衛に突っ走る行政府。立法府・司法府を無視した行政府の暴走はナチスドイツそっくりですね。

【5.23】配偶者控除廃止論の怪 
★「女性の社会進出」を促進する策として「配偶者は控除限度額以上は働かないから廃止」とする論ですが、それは逆に限度額を上げれば済むこと。また婚姻環境や子育て環境を阻害するのが廃止論で、少子化防止対策とは全く逆行します。
★結局は、「税収を増やそうとすることだけ考えた政府の詭弁」でしたね。



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2014年04月28日

293.「倭国」から「日本国」へ

日本国パスポート列島の新興多民族国家が目指したアイデンティティー創り「日本」  

★昨日の『古代史講座』(東大阪市民会館)講演でのレジュメです。
★老舗・九州倭国の暖簾を100年かけて乗っ取った関西日本国の物語。
★国内的には半島・大陸からの流入により多民族化した列島での律令制度による統制創り、国外的には対中国連綿外交史創りを目指して『日本紀』が編纂されました。
★中国側正史『隋書』『旧唐書』と日本側正史『日本書紀を両立させることで、この日本国成立の謎を解きます。書紀が何故「日本」を「やまと」と無理読みさせたか、がわかります。
2014東大阪古代史講演★本文2014東大阪古代史講演★図表2014東大阪古代史講演★中国資料2014東大阪古代史講演★日本資料





































【5.2】憲法解釈と積極的平和主義 
★「交戦権を放棄」した憲法第9条下でも唯一認められるのが「正当防衛権」。で、「自衛軍」ではなく「自衛隊」となります。
※これをかの百田さんがウソをついて「敵が攻めてきても無抵抗でいいのか?」などと煽ってます。
★防衛にはもうひとつ「威嚇防衛」があり代表的なものに「核武装」がありますが、これは結局対戦国を攻撃するものであり正当防衛には該当しません。そして現実的には日米安保による「アメリカの核の傘」で対応しています。
※この威嚇防衛は「抑止力」という言葉にスリ替えられています。
★さて「集団自衛」ですが、これは日米安保の裏返し「アメリカの助っ人」を意図しています。しかし憲法はこれを明確に禁止しており、これの実現には「憲法解釈」ではなく「憲法改定」しかありません。 *どう屁理屈をこねても「黒を白に変える解釈」なんて存在しません。これをアベちゃんは無理矢理通そうとしています。
★そして、これとリンクするのが彼の「積極的平和主義」という抽象的なフレーズです。
★それでは今までの日本が消極的平和主義だったかというととんでもない、武力に頼らないあらゆる平和活動をどの国よりも積極的に展開してきたのが「戦後日本」です。
★この活動枠を「消極的」として否定するのは、彼のフレーズが「より積極的」な手段、つまり「平和のための海外での武力行使」を意図するからでしょう。これが怖い。歴史を振り返ればほとんどの戦争が「平和のため」を大義名分に掲げていました。
★海外諸国はこれをとっくに見破っていて警戒色を強めていますが、アベちゃんはどうも「日本国民さえ騙せればいい」と考えているようです。タロウちゃんが言い放った「ナチスドイツに見習えばいい」、その通りになっていますね。

【5.9】日本を蝕む東大悪霊 /「STAP細胞事件」理研調査委員長・渡部惇さん
★またぞろ「東大卒」。小保方さんが早大ではなく東大だったらこんないやらしいことはしないでしょう。もっとも創造力ゼロの東大生からは、小保方さんのような人は出てこないでしょうね(笑)。
渡部惇



 

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2014年03月30日

292.タヴォラドーリアを鑑定する

レオナルド・ダ・ヴィンチ レオナルド・ダ・ヴィンチ作品の真贋を判定する五芒星描法  

3.30朝日記事T★3月30日の朝日に「ダビンチ作?謎秘めて故郷へ」のヘッドで「タヴォラ・ドーリア」という作品が紹介されました(記事T)。
ダ・ヴィンチがフィレンツェの要請で取り組もうとした大壁画「アンギアーリの戦い」の下絵らしい、というものです。
★15年間に渡って東京・富士美術館が所蔵していた当絵がこの度フィレンツェに帰り、イタリアではこの絵が本当にダ・ヴィンチのものかどうか話題になっているそうです。
★早速分析が行われました(記事U)。
★結果「科学調査は尽くした、後は美術史家の議論を待つ」段階、有力な説は「ダ・ヴィンチのアイデアでの、彼と弟子との共同制作」だそうです。
3.30朝日記事U★さて私たちは既にこのブログで、ダ・ヴィンチの絵画設計には五芒星ラインが使われていることを学んでいます。
図Tをご覧ください。
★絵の中心に左向き大五芒星を描き、その左角を画面左「槍を持つ武将」の握り右手に合わせますと、そこから出る2本()の五芒星線の1本が「」ラインに、もう一本が画面右の「馬の腹」ラインに一致します。
★また左武将の両肩からボディに収まる小五芒星の中心軸()が武将顔面中軸を貫き、それと直交する角結線()が武将の両眼ラインを貫きます。
★また上から下へ抜ける五芒星中軸線(赤)が、下部で敵兵を刺そうとする腕―小剣ラインを造ります。
★で、中央の男が振りかざしたもペンタポイントを通っており、画面全体の直線的表現がペンタラインでタボラ・ドーリア説明できそうです。
☆この方法は「科学的美術分析」です。分析結果を通して言及できることは、『タヴォラ・ドーリア』は「ダ・ヴィンチが好んで用いた五芒星描法で描かれている」ことです。
★この描法はボッチチェルリプッサン絵画にも見られるものなので断定はできませんが、ダ・ヴィンチへの依頼背景などを考えれば「限りなく彼の作品」と言っていいのではないでしょうか。


【3.31】袴田事件再審判決に静岡地検が即時抗告 
★「俺たちに睨まれたら絶対に逃げられないぞ」ということでしょうか?。蛇みたいですね。
★「検察の威信、組織を守る」とするこの行動。「恐怖政治まがい」の手段を行使してでも守れるのは「組織利権」だけ、本当の威信・組織は確実に「崩壊」へと向かいます。

菅義偉【4.1】菅義偉(すが よしひで)さんの呵責
★近年の中国・韓国の日本批判は「戦後歴代政権」に対してではなく、彼らが継承してきた戦後路線(レジウム)を「靖国参拝」「秘密法案」「集団自衛」「談話見直」などで大幅に右旋回させている「現政権」に対してです。
★菅さんはその言い訳を苦渋の棒読みで「日本は戦後69年間、世界の平和に貢献してきた。このことは多くの国が認めている」という歴代政権の功績を盾に、正当化を図っています。
★ところが阿倍政権はその反対のことをやろうとしているのであり、菅さんがその「卑怯」さに気付かないはずはありません。その結果が苦渋の棒読み、多分根が善人だけに哀れですね。
※阿倍さんはイケシャーシャーといってのけます(政治家として大物の風格)。
★さて問題はネトウヨサポーターの活動です。「そうだそうだ、平和主義国家日本を批判する中国・韓国こそ悪辣だ」というスリ替えフレーズを垂れ流しして対立を扇動しています。最近のネットアップ頻度をみると相当に組織化されていますね。
★近例が「靖国参拝」でヤフーで8割が賛成(他の世論調査と全く異なる)、これを盾に桜井良子さんがある番組で「日本人の大多数が賛成しているのに、なぜいけないのか」とすごんでいました。恐ろしいことです。
※こうしたスリ替えテクニックは靖国問題で盛んに使われています。例えば故・島倉千代子さんの昭和32年のヒット曲「東京だヨおっ母さんは「戦死した兄さん」への素直な参拝心が二番で歌われていますが、これはA級戦犯合祀前。これを盾に靖国参拝を煽るブログがありますが、誤り。彼はこうした素直な参拝心も踏みにじる「天皇も拒否しているA級戦犯合祀」を批判すべきです。

上昌弘【4.14】小保方晴子さんを批判する怪しげな上教授  
★STAP論文批判の急先鋒でよくマスコミに登場する一人に、東大医科学研究所の上(かみ)昌弘教授がいます。なんの関わり合いで出るのかよくわからないのですが、またぞろ「東大」筋。この人どうも、権威をバックにした怪しげな行動をとる人のようで、今回の件は「理研の利権を擁護する、イカがわしい医科学者」の臭いプンプンです。
※彼の人柄を示す例として、対外的には「福島の放射能汚染は大変危険」といっておきながら、福島に行くと「この程度の放射能なら大丈夫」と言っているそうです。

posted by pentacross at 19:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ★ダ・ヴィンチ五芒星絵画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする